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幼稚園からのおしらせ
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学校法人 三次伊達学園 三次中央幼稚園



りす えんちょうのえほんこうざ りす


良い絵とは・・・・

●良い絵とは

子供達に絵本を読んでやりますと、不思議なくらい静かにして、絵を見ながら聞き入っています。耳から言葉を聞きながら、自分の知識や経験を基に、イメージを膨らませているのです。しかし、生活経験の少ない子供達にとっては、イメージを膨らませるにも限界があります。そこで、絵が大きな役割をしてくれるのです。子供達は、絵を手掛かりにして、言葉からくるイメージをより膨らませて聞いているのです。だからこそ、絵本にジーッと見入っているのです。絵本の絵は、子供達の、十分に発達していない想像力と、少ない経験や知識を補いながら、イメージをより豊かなものにしてくれているのです。そのことは、絵の質によって、子供達の描くイメージの質が変わってくるということがいえます。
だからこそ、「良い絵」であることが大切なのです。良い絵とは「物語の世界をとても豊かに語っている」あるいは、「物語を本当に描ききっている」かどうかということになります。それは、鑑賞するための絵でもありませんし、文の説明のための絵でもありません。物語の本質を捉えた絵であり、子供によりイメージを膨らませる余地を残した絵ということになります。その絵に、たとえ色が無くても、物語を十分に伝え、色やお話の世界を想像させるものであって欲しいのです。そして、次のページにイメージをつなげるものや最後のページで物語の余韻を残してくれる絵も良い絵としての大切な要素となります。
具体的に、どの絵が良いということは難しいので、前にも記しましたように、〇〇文・〇〇絵と作者がはっきりと書いてあることが、選ぶときの最低の条件といえましょう。作者の主張が感じられる絵です。

●悪い絵とは

これが「良い絵」と具体的に説明するのが難しいので、逆説的に、悪い絵の絵本とはどんなものかを記しておきます。
*かわいらしい絵
・誰が描いても、どんな話でも同じ子供の絵
・わざとらしく造られたかわいらしい絵
・形があっても生命を感じない絵
・ベタベタと子供に媚びた絵(幼稚っぽい・かわいいだけ)
・職人的・技巧に走った絵(物語と無関係・ペンキで描いた感じの絵)





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